OLD TOWN DESSERT DIARY

「観ること」と「旅行」が好きなゆえれんの観劇旅食べ記録。コメント歓迎します!









ヴィッキー目当てで、先日ケーブルテレビで放送されていたのを見ました、映画「緑茶」。
率直な感想は、クリストファー・ドイルの映像によるヴィッキー・チャオのイメージビデオ、みたいな感じ。
画面に薄いフィルターのかかったようなクリストファー・ドイル特有の幻想的な雰囲気の画面で見るヴィッキーは、他のどの映画よりも美しかった。
特に、映画冒頭、地味な大学院生を演じる眼鏡をかけたヴィッキーはぞくっとするほど美しかった。

しかーし、ストーリーはぜんっぜん意味不明、コンセプトも不明、ラストも意味不明!
前衛的というか、素人には難しすぎる崇高なテーマがあるのだろうけれど、何人がそれを感じ取れるのか。

物語は、ヴィッキーの演じるうり二つだが性格が正反対な二人の女と、その二人の女に惹かれていく中年の男の会話のみで進行。
ほぼ全編を通じてささやきの映画だ。
まるで舞台で戯曲をみているかのような錯覚に陥る。

残念なのは、翻訳の字幕がわかりにくい点。
そして、相手役の俳優。
有名な俳優らしいけれど、この役はミスキャストだろう。
オッサンに全然魅力がない
オッサンのくせに若い女に執着して追い回す、カッコイイわけてめなく、単なる怪しいストーカー
あんなくどきで落ちる女なんかいるのか
年はとってるくせに、わがままで自分勝手なガキに見えた。

最後まで明かされなかったのが、ヴィッキーが二役演じている正反対のうり二つの女性が、同一人物なのかどうか。
映画のインタビューでヴィッキーが答えていた記事を見ると、どうやら同一人物らしい。
察するに、きっと解離性障害。
劇中でも語られる父親の母親への虐待は、おそらく真実。

舞台となるのは主にお茶藝館のようなカフェ。
何カ所ものカフェが登場する。
その中で、ヴィッキーが必ず飲んでいる「緑茶」
お湯の中に茶葉を入れて、お湯で戻ってゆく茶葉を器に入れたまま飲む中国式の緑茶。
ああ、緑茶大好きの僕にはたまらない。

「レッドクリフ」や「夜の上海」で見せた、素のヴィッキーっぽいかわいさもいいけれど、女性としての綺麗さを切り取った映画としてはこの作品が一番だと思う。
いつもの元気いっぱいのヴィッキーではなく、落ち着いた奥ゆかしい演技も上手だな。
メガネをかけて、ほぼすっぴんと思われる地味な院生を演じていたヴィッキーが最も美しかった。
そしてやはり、僕は彼女の声が好き。
ヴィッキーのプロモ映像が見たい人にはオススメ。
字幕を消して、意味不明でも中国語だけで見て、その響きを楽しむとよりいいかも。
2009.11.10 19:54 | 映画 | トラックバック(-) | コメント(0) |












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