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OLD TOWN DESSERT DIARY

「観ること」と「旅行」が好きなゆえれんの観劇旅食べ記録。コメント歓迎します!

大好きなミュージカル「ウィキッド」を観るために、1月の3連休にはるばる大阪までやって参りました。
遅くなりましたがレポします。
大阪四季劇場は商業施設「ハービス・エント」の7階にあります。
劇場に近づくにつれ、「ウィキッド」の広告が多くなってきました。
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路上にも、











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地下街にも、










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入り口にも、












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別の入り口にも、










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ビルのエントランスホールにも。















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エレベーターの前にはポスターと空席状況の書かれた紙が貼ってありました。









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ごらんの通り、結構空席多し!
今回は土曜日のソワレと、祝日のマチネを観たんだけど、土曜日ソワレの方は二階席の両端ががら空きでした。














グリンダ様「みんな私に会えて嬉しいのね?」
俺「気絶するほどうれしいです~

お芝居感想は続きから。

東京のマイ千秋楽からちょうど半年。
こんなに早くまたヌマンダに会えるなんて、本当に感激です。
観劇前は嬉しくて、そわそわしてかなり落ち着かなかった。

今回の観劇は1月9日土曜日のソワレ、11日成人の日のマチネ。
キャストは下記。

グリンダ 沼尾みゆき
エルファバ 江畑晶慧
ネッサローズ 山本貴永
マダム・モリブル 中野今日子
フィエロ 北澤裕輔
ボック 伊藤綾祐
ディラモンド教授 雲田隆弘
オズの魔法使い 松下武史

主要キャストは二日間とも変更なし。
アンサンブルのみ、かなり変更がありました。
一日目のアンサンブルは迫力なかったけれども、二日目のサンボは明らか歌も踊りもレベルが上でした。
サンボによって、こんなにも印象が違うのかと思い知った観劇でした。

グリンダ・アップランド様はかれこれ1ヶ月の連投。
エルファバ・スロッブに至っては、大阪開幕からの連投。
さらにフィエロ・ティゲラーに至っては、東京公演夏頃からの連投。
みなさまお疲れのご様子で、声がかすれることもしばしば。
こんなにみんなそろって声がかすれちゃってるのを観たのも初めて。
でも、かといって、それぞれの演技、歌に手を抜くことなく、むしろいつも以上の迫力でした。
グリンダ様も高音のビブラートも絶好調!

今回は二階席での観劇だったんだけど、ウィキッドの場合は僕は二階席での観劇が好きです。
「グッドニュース」にせよ、「ディファインググラビティ」にせよ、僕の好きな歌は、役者が舞台の上部につり上げられて歌うシーンが多い。
その歌の迫力に限って言えば、二階席の方が一階席よりも確実に響いてくるのです。
二階席の一番前なんかが、僕のベスト席かな。

ただね、幕が開いてしばらくの間、音に関してすごく違和感があったのです。
それは何かと言いますと、東京公演で生オケに慣れきっている耳には、カラオケでのBGMはとてつもなくチープな音に聞こえたのです。
正直、ここまで違和感を感じるとは思ってもいませんでした。
同じ演目の生オケでない舞台を観て、生オケの迫力に、初めて気づかされました。
さらに、生オケでは役者の台詞やテンションに合わせてテンポも変えられるけど、カラオケでは役者がオケに合わせなくてはいけません。
今までのびのびと演じていたキャストが、ちょっと演じにくそうに、窮屈になってしまったように感じました。

初見のエルフィーの江畑さん。
思った以上にいい出来。
声が低いのが少し気になったけれど、歌に関して言えば及第点ではないでしょうか。
さすが歌のうまい韓国人である。
ちなみに、彼女のプロフィールとインタビューが、ハービス・エントのフリーペーパーに載っていました。
本名は載っていませんでしたが、ソウル芸術大学演劇化卒業。
2005年3月四季に合格し、ライオンキングナラ日韓・マンマソフィを経て、エルファバに抜擢されたみたい。
大学卒業直後にオーディションなので、27歳くらいかな。
4年目でエルファバ、確かにすごいポテンシャルの持ち主だ。
初めてウィキッドを観た人ならば、十分に満足させられる実力を持っていると思います。
演技も、歌も、たぶん二人の先輩に追いつくように、相当努力されたんだと思います。
仕草や台詞の言い回しなど、完璧に近いコピーぶりでした。
どちらかというとあーファバを彷彿とさせたので、あーに直接指導を受けていたのかな。
その努力は、十分に評価したいです。

しかし、東京でさんざんめぐファバとあーファバを観てしまった者が先入観を払拭できないだけなのかもしれないけれど、どうしても耐えられないことが。
それは・・・・彼女の体型。
エルファバはスレンダーで背が高くなくてはいけない。
特に二幕で彼女が着ている体の細身のラインが引き立つエルファバの衣装が僕は好きなんだけれども、その細身で長身の印象のエルファバは、ここにはいません。
グリンダよりも背が低いんだもん!
しかも顔が大きく、その上童顔なので、どうがんばってみても、山本さん演じるネッサの方が年上に見えてしまうんだよね・・・。
しまいには、エルファバが相撲取りに見えてしまう始末・・・どすこいどすこい。
だって、舞の海に似ているんだもん。
ミュージカル冒頭のグッドニュースのシーンで出てくる背景に映っているエルファバのシルエットも、もっと太めに直した方がいいんじゃないか!?
今回は容姿的な麺で、なかなかエルフィーに感情移入出来ませんでした・・・。
素顔のお顔はなかなか美人なんだけれどもね・・・。

というわけで、今回の二回の観劇もひたすらをっちばかりを追ってしまったのでした。
やはりエルグリの両者が釣り合っていなければ、このミュージカルの楽しみも半減でした。

松下さんのオズ陛下。
初めて「ウィキッド」を観たとき以来かな?
とても小さなかわいいオズ陛下で、すっとぼけた感じが味がありました。
まるで新橋のサラリーマン。
エルフィーも小さいから、江畑さんと松下さん組み合わせはベストかも。

でもやはり、僕はロングコートをすらりばっちり着こなしている飯野さんオズが好きかな。
飯野さんのオズ陛下のロングコートの着こなしは、いつみてもかっこいいなぁと心を奪われておりました。

それから、初見の中野さんのモリブル。
なんか、顔が小さくて、ヅラと合ってない。
ちょっと気持ち悪かった。

初めての大阪観劇。
芝居の至る所で笑いが巻き起こっていたのが印象的。
やっぱり笑いに敏感なのだろうか、大阪人。
フィエロがロープにつかまってターザンのように登場するシーンは、かなりうけてたな。
北澤フィエロが好きです。

「物事を違う角度からみてるってことさ」
「愛されなくても強く生きてるやつもいる」

フィエロが発するこの台詞が、このミュージカルの神髄。

100112_192220.jpg今回の観劇では、受付に四季の会の会員証を見せると、こんなものをいただきました。
「エメラルドシティのメンバーズカード」だって。
このカードを持っているとどんないいことがあるのかは不明。

最後に余談ですが、前から不思議に思っていたボック関連のネタ二つ。
ボックが舞台に初めて登場するシーン、顔に緑色のスポットライトが当たっていますよね?
「ウィキッド」初心者の頃には、「あれがエルファバか?」なんて思ったりもしていました。
どうしてボックの顔を緑色にしているんでしょう?

それから、ネッサとのパーティーの「人生を踊り明かせ」のシーン。
歌の最後の方、「あのさ、、、行こう、踊ろう!」って言うボックの台詞の心情がよくわからない。
ネッサとパーティーに行くことをグリンダに指示されたと言うことを打ち明けようとして、言い出せなくて踊ろうと誘っているのか、それともネッサに本当に同情してしまったのか。

だれか教えてください、ハルさん。
2010.01.29 10:37 | 劇団四季 | トラックバック(-) | コメント(2) |

誰かのハルです(笑)

記憶を辿るのに必死でした…

初登場ボックに緑の照明。
思い出せるようで思い出せません。
後にエルファバと関係があるから
そのプロローグ的な意味合いで「緑」?

ボックの心情は、
誘った訳を「憐れみからね」とネッサが言ってるから同情のような気もする。
ボックは憐れみを一度は否定するけど、ネッサに本当の気持ちを隠して「素敵な人」なんて心にもない事を言うじゃない。
後ろめたさと本当の気持ちを言えないもどかしさからくる言葉なのではと解釈。

本当の事がわかったら教えてー!!


2010.02.09 22:47 URL | ハル #xtsQx3EI [ 編集 ]

ハルさんお返事遅くなりました~。
初登場ボックはずーっと気になってます。
ハルさんも、是非大阪まで行って、自分の目で見てきてください!
あそこまであからさまな緑だと、絶対何か演出上の意味があるんだろうけど、わからん。

あとネッサとボックの歌の「間」だけど、『後ろめたさと本当の気持ちを言えないもどかしさからくる言葉なのでは』
そう考えるのが自然ですね。
もしかしたら同情以上の感情が芽生えたのかなとも思ったんだけど、その後の展開を考えると、それは違うよね。

話は変わりますが、さっきたまたま一昨年くらいのマジョリンのキャスト表を眺めていたら、アンサンブルにカッキーがキャスティングされていました。
入団直後だよね、写真も若い!

それからニラミンコが味方さんだったんだけど、俺が見た「アンデルセン」でアンデルセンを演じた人じゃん!!??
全然気がつかなかった。全然違うキャラクター!びっくりした。

2010.02.15 16:52 URL | ゆえれん #- [ 編集 ]












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