
2年ぶりのディズニーオンクラシックです。
ディズニー作品では昔から好きだった「美女と野獣」をフィーチャーすると聞き、是非行かねばと、チケットをとりました。


この会場はクラシックコンサート専用会場として設計されています。
本格的なクラシックコンサート会場で見る初めてのディズニーオンクラシック。
以下、雑感。
僕が一番好きな楽曲、もはやディズニーオンクラシックには欠かせない「ファンティリュージョン」は、初のヴィランズパートが演奏されました。
ヴィランズな僕としては嬉しい。
いっそのこと、来年はファンティリュージョンの全ての楽章を続けて聴きたい。
指揮者のブラッドケリーさんも、この楽曲が相当お好きなご様子だし。
それにしても、毎回演奏されるこの「ファンティリュージョン」だけれど、このパレードを観たことがないっていう人も、増えているんだろうなぁ。
一緒に観ディズニーに行ったPも、実はこのパレードを一度も観たことがない。
今はパリで行われているみたいだけれど、僕がパリで観たときは東京のものよりも相当ショボくなっていました。
こファンティリュージョンの高品質で感動的なオーケストラが大好きだった僕としては、このパレードの復活を強く強く望みます。
第一部では、他に来年TDLにオープンする「フィルハーマジック」の紹介映像と音楽がも流れました。
あまりにちょっとだけ過ぎて、このアトラクションの雰囲気が観客に伝わったかどうかは謎ですが。
僕は「フィルハー」は香港ディズニーで一度だけ観たことがあって、かなり楽しかったので、期待できます!
実際には「ミッキーのフィルハーマジック」というよりも「ドナルドのフィルハーマジック」という感じだったよ。
第一部ラストには「プリンス・オブ・ペルシャ」
この映画はあらかじめ観て予習していったんだけれど、楽曲にどうもなじめない。
交響曲の盛り上がりに欠けるし、印象的なフレーズもない。
代わりに「パイレーツ」を今年もやっていただきたい気分でしたよ。
第二部は、全部「美女と野獣」
モニタにアニメの画面が映し出されて、それに合わせてオーケストラと生歌がつくという、いわば「生当てレコ美女と野獣」でした。
この作品も、ディズニーオンクラシックでは何度も取り上げられているし、新鮮な感動はなかったけれど、今回は特にベル役のキャリー・アンダーソンに期待しておりました!
なんてったってこの人ブロードウェイの「マンマ・ミーア!」でソフィを一番長く演じた人らしい!
ソフィーにしてはかなり体格が良かったけれど、お顔の童顔な雰囲気はなんとなソフィーを彷彿とさせます。
ベル役として観ながらも、ああ、この人の身体には「マンマ・ミーア!」の歌と踊りがしみこんでいるんだなぁ、なんて思いながら見つめていました。
かといって「ダンシングクイーン」を踊ってくれるわけでもないのですが・・・。
あ、やっぱり僕は「美女と野獣」よりも「マンマ・ミーア!」の方が好きなんだ。
第二部も総じて、そつのない、すばらしいステージとなっておりました。
毎年思いますがディズニーオンクラシックは、大人が楽しめるエンタテインメントとして、非常に完成度が高く、満足できます。
企画が日本だからなのもあるだろうけれど、これに比べると、アメリカ企画の某オンアイスや某ライブ!なんて、観てらんないっす。
来年も、プログラムが気に入ったら、是非観たいと思います。
ディズニー・オン・クラシック ~まほうの夜の音楽会 2010 @アクロス福岡 2010/11/26
第1部
TDL「ディズニー・ファンティリュージョン!」より
・フェアリー・ガーデン・ファンタジー
・悪魔たちの饗宴
・ハッピー・エンディング・メドレー
TDS「ストームライダー組曲」
ディズニー・ラブ・ソング
・「わんわん物語」 ベラ・ノッテ~ララルー
・「ムーラン」 リフレクション(ポップver.)
・「ノートルダムの鐘」 サムディ
映画「プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂」
第2部
「美女と野獣」
プロローグ~朝の風景~強いぞ、ガストン
~ベルのひとりごと~ガストンの悪だくみ
~ひとりぼっちの晩餐会~禁断の塔~
~愛の芽生え~美女と野獣~夜襲のうた
~野獣vsガストン~奇蹟の変身~美女と野獣
2010.12.03 11:18 | ステージ・演劇・コンサート・ライブ |
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