もう一カ月以上も前の出来事ですが、久しぶりのコンサートに行ってきた。
藤澤ノリマサ。
「世界ふしぎ発見!」のエンディングテーマ「桜の歌」で存在を知り、その後「希望の歌~交響曲第九番」のPVを見て、衝動的にCDを購入。
「希望の歌」のPVがあまりに幸福感に満ち溢れていて、これは絶対にコンサートに行かねば!と思った。
偶然コンサートツアー直前だったので、すぐにコンサートチケットを買った。
オペラの歌唱法と、ポップスの歌唱法をミックスして、聞きなれたクラシックの名曲をアレンジした曲を歌う、面白い歌手。
見た目は、「おかあさんといっしょ」の歌のお兄さんのような、ベイビーフェイスなお顔。
なんか憎めない、かわいい感じ。
音楽文化会館と同じ敷地内になる新潟市体育館は、東日本大震災で太平洋側から避難してきた人たちの避難所になっていたのだが、彼はコンサートの前日その避難所を訪ね、被災者たちの前で「希望の歌」を披露したらしい。
きっと、この歌を聴いた人たちは、わずかでも希望とか元気をもらったはず。
まさに、震災で深刻なダメージを受けている今の日本を、勇気づけ、元気づける格好の歌だと思います。
もっとあちこちで流れて、年末は紅白歌合戦で是非合唱付きでこの歌を聴きたいものだと心から願います。
コンサート自体は、舞台装置も演出もシンプルで、彼が独特の歌唱方法で歌をじっくりと歌い上げるというステージだった。
彼の歌声は十分に堪能できたし、アンコールに曲の盛り上がりはロックコンサートもしのぐほどのアドレナリンがでまくった。
幸せを分けてもらいました。
が・・・トータル的なステージの完成度はそんなに高くなかったようい思います。
まず音響。
声楽家としての彼の響き渡る歌声が、楽器の音に消されがちだし、音もこもりがち。
余計な音はいらないから、もっと歌声や繊細なストリングスの音を引きたてる調整をすればいいのに。
そして客層。
おばちゃんが圧倒的に多いのだが、バラードに手拍子するわ、(あの年代の人達にとってはなんでもかんでも手拍子がデフォなのか?)、静かな曲を一緒に歌いだすわ、もう最悪。
マナーがまったくなってなくて、そっちに気をそがれることが非常に多かった。
彼の生歌声はまた聴きたいけれど、こんなクオリティのステージと客層ならば、もう来なくていいかなと思った。
ともあれ、今回のノリマサの歌声は、それを帳消しにしてくれるだけの魅力と迫力はあったし、アンコール2曲はやはり鳥肌モノでした。行けてよかったよ。
話は変わるが、会場の新潟市音楽文化会館の敷地には、他にも県民会館大ホール、小ホール、りゅーとぴあコンサートホール、劇場、能楽堂と、ホールが一か所に何か所も集まっている。
こんなにたくさん集まってるとこって、全国でもあまり知らない。
新潟の人って、意外と舞台芸術好きなんだね。
りゅーとぴあが出来てからは特にそうかもしれない。
常に何か演目をやっているし、それなりに客も入っているようだ。
ビックスワンが出来てから、新潟にもスポーツに興味を持つ人が増えたように、りゅーとぴあが出来てから舞台芸術文化も盛んになった。
とてもよいことだと思うし、箱ものありきとはいえ、いい結果を招いていると思う。
スポーツでも、舞台芸術でも、そこそこの物が見られて、都会すぎず、田舎すぎず、ちょうどいい規模の街、それが新潟です。この環境、かなり気に入ってます。
藤澤ノリマサCONCERT TOUR 2011「希望の歌」 @新潟市音楽文化会館 2011.4.19
1.Aurora Curtain
2.朝日と夕日のような君と
3.魂のレクイエム
4.meloda~君に捧げる愛の歌
5.SOUL MATE
6.春の願い
7.温もり
8.オーソレミオ
9.prayer
10.上を向いて歩こう
11.One more time
12.Splendid Life
13.愛の奇跡
14.ダッタン人の踊り
15.銀の雨
16.Domami~明日をつかまえて
17.VINCERO
18.運命のストール
20.Sing a song
en1.桜の歌
en.2希望の歌~交響曲第九番
藤澤ノリマサ。
「世界ふしぎ発見!」のエンディングテーマ「桜の歌」で存在を知り、その後「希望の歌~交響曲第九番」のPVを見て、衝動的にCDを購入。
「希望の歌」のPVがあまりに幸福感に満ち溢れていて、これは絶対にコンサートに行かねば!と思った。
偶然コンサートツアー直前だったので、すぐにコンサートチケットを買った。
オペラの歌唱法と、ポップスの歌唱法をミックスして、聞きなれたクラシックの名曲をアレンジした曲を歌う、面白い歌手。
見た目は、「おかあさんといっしょ」の歌のお兄さんのような、ベイビーフェイスなお顔。
なんか憎めない、かわいい感じ。
音楽文化会館と同じ敷地内になる新潟市体育館は、東日本大震災で太平洋側から避難してきた人たちの避難所になっていたのだが、彼はコンサートの前日その避難所を訪ね、被災者たちの前で「希望の歌」を披露したらしい。
きっと、この歌を聴いた人たちは、わずかでも希望とか元気をもらったはず。
まさに、震災で深刻なダメージを受けている今の日本を、勇気づけ、元気づける格好の歌だと思います。
もっとあちこちで流れて、年末は紅白歌合戦で是非合唱付きでこの歌を聴きたいものだと心から願います。
コンサート自体は、舞台装置も演出もシンプルで、彼が独特の歌唱方法で歌をじっくりと歌い上げるというステージだった。
彼の歌声は十分に堪能できたし、アンコールに曲の盛り上がりはロックコンサートもしのぐほどのアドレナリンがでまくった。
幸せを分けてもらいました。
が・・・トータル的なステージの完成度はそんなに高くなかったようい思います。
まず音響。
声楽家としての彼の響き渡る歌声が、楽器の音に消されがちだし、音もこもりがち。
余計な音はいらないから、もっと歌声や繊細なストリングスの音を引きたてる調整をすればいいのに。
そして客層。
おばちゃんが圧倒的に多いのだが、バラードに手拍子するわ、(あの年代の人達にとってはなんでもかんでも手拍子がデフォなのか?)、静かな曲を一緒に歌いだすわ、もう最悪。
マナーがまったくなってなくて、そっちに気をそがれることが非常に多かった。
彼の生歌声はまた聴きたいけれど、こんなクオリティのステージと客層ならば、もう来なくていいかなと思った。
ともあれ、今回のノリマサの歌声は、それを帳消しにしてくれるだけの魅力と迫力はあったし、アンコール2曲はやはり鳥肌モノでした。行けてよかったよ。
話は変わるが、会場の新潟市音楽文化会館の敷地には、他にも県民会館大ホール、小ホール、りゅーとぴあコンサートホール、劇場、能楽堂と、ホールが一か所に何か所も集まっている。
こんなにたくさん集まってるとこって、全国でもあまり知らない。
新潟の人って、意外と舞台芸術好きなんだね。
りゅーとぴあが出来てからは特にそうかもしれない。
常に何か演目をやっているし、それなりに客も入っているようだ。
ビックスワンが出来てから、新潟にもスポーツに興味を持つ人が増えたように、りゅーとぴあが出来てから舞台芸術文化も盛んになった。
とてもよいことだと思うし、箱ものありきとはいえ、いい結果を招いていると思う。
スポーツでも、舞台芸術でも、そこそこの物が見られて、都会すぎず、田舎すぎず、ちょうどいい規模の街、それが新潟です。この環境、かなり気に入ってます。
藤澤ノリマサCONCERT TOUR 2011「希望の歌」 @新潟市音楽文化会館 2011.4.19
1.Aurora Curtain
2.朝日と夕日のような君と
3.魂のレクイエム
4.meloda~君に捧げる愛の歌
5.SOUL MATE
6.春の願い
7.温もり
8.オーソレミオ
9.prayer
10.上を向いて歩こう
11.One more time
12.Splendid Life
13.愛の奇跡
14.ダッタン人の踊り
15.銀の雨
16.Domami~明日をつかまえて
17.VINCERO
18.運命のストール
20.Sing a song
en1.桜の歌
en.2希望の歌~交響曲第九番
2011.06.03 15:11 | ステージ・演劇・コンサート・ライブ |
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